とうとつに、友人のバンドに勧誘され、次の週には一緒にドイツツアーに出かけてきた。
10日で8公演をこなしてきた。
学生のころバンドでウ”ォーカルをしていたとはいえ、これは思いもかけない出来事。
わたしの担当はドラムマシーン。 すでにプログラムされているドラムリズムを曲の頭にプレイボタンを押す係。 とはいえ、ある曲はウ”ォーカルのまりちゃんが曲のタイトルを言ったあとに、ある曲は1234のカウントの後にタイミングよく押さなくてはいけない。しかも何十人、何百人の前で間違わずにやらなくてはいけなくて、聞くほど楽な仕事ではない。 そのうえ踊ったりバンドマンらしくなくてもいけない。
初日の会場には渋滞に巻き込まれ、リハーサル無しでステージに立った。 かなりの緊張感に苛まれとはいえ、なんなくこなし、ギグのあとのパーティーを楽しんだ。
次の朝車に乗り込み、次の街へ。 そしてまた次の街へとツアーは続いた。
ステージの上から オーディエンスがわたしたちの音楽を楽しんでいるのを見るのは、何とも言えない喜びだった。
演奏のあと、ファン(?)と話したり、一緒に写真を撮ったりするのは、このまえまで一般人だったわたしには、かなり貴重な体験。 サインをしてあげたりもした。
人生何が起こるか分からないものだなぁと思った。
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